ビザとパスポート
アイルランドのパスポートおよびビザに関する要件は、国籍によって異なります。ご旅行の前に、お住まいの国のアイルランド大使館または領事館にお問い合わせください
パスポート
アイルランド共和国や北アイルランドへの入国の際、ほとんどの場合に有効なパスポートが必要ですが、一部例外もあります。
- イギリス市民の場合は、公式の写真付き身分証明書を使用することもできます。
- EU市民の方は、アイルランド共和国の空港またはフェリー乗り場からアイルランド島へ出入りする場合に限り、IDカードでアイルランド島(北アイルランドを含む)全域を旅行することができます。EU諸国から北アイルランドに直接渡航する場合、または北アイルランドからグレートブリテンに渡航する場合は、パスポートが必要です。
航空会社や船舶会社では、何らかの写真付き身分証明書(通常はパスポートまたは運転免許証)が必要となりますので、ご旅行の前に、ご利用の航空会社、フェリー会社、旅行代理店にどのような身分証明書が必要かを必ずご確認ください。
現在、eパスポート(IC旅券)の使用が一般的ですが、アイルランドに入国する際に新たに取得する必要はありません。
旅のヒント5選
クレア県キラロー
ビザ
アイルランドへの入国に際してビザが必要かどうかは、国籍によって異なります。
欧州経済領域(EEA)加盟国(アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタインを含む欧州連合の27か国)や、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドを含む多くの国の国民であれば、アイルランド共和国や北アイルランドへの入国にビザは必要ありません。南アフリカからの渡航者はビザなしでアイルランド共和国に入国できますが、北アイルランドへの入国にはイギリスのビザが必要です。アイルランドの外務省はアイルランド渡航時のビザ免除国の一覧を公開しています。
アイルランドの外務貿易省はアイルランド渡航時のビザ免除国の一覧表を発表しています。
ご自分の国がこの一覧表に含まれていない場合は、渡航前に最寄りのアイルランド大使館/領事館にお問い合わせの上、ビザの要件をご確認ください。北アイルランドへの旅行を計画している場合は、最寄りの英国大使館/高等弁務官事務所または領事館にお問い合わせください。
電子渡航認証(ETA)制度および北アイルランドへの渡航について英国は電子渡航認証(ETA)制度を開始いたします。ETAは、北アイルランドを含む英国への渡航、およびアイルランド共和国から北アイルランドへの渡航をデジタル認証するためのものです。ETA制度の実施は、2024年末以降を予定しています(一部の中東諸国を除く)。詳細は英国政府のウェブサイトをご覧ください。
短期滞在ビザ免除制度
この制度は、イギリスへの有効な渡航ビザを持っている特定の国からの渡航者が、アイルランドをビザなしで訪問できるようにするためのものです。この制度の有効期限は2026年10月31日までで、制度加盟国一覧はアイルランド入国管理局(INIS)から入手できます。
就労・学生ビザ
アイルランド共和国でのワーキングホリデーをお考えですか? ワーキングホリデー許可証(WHA)については、最寄りのアイルランド大使館または領事館にお問い合わせください。また、アイルランドへの留学に興味がある方は、アイルランド入国管理局(INIS)で詳細をご確認ください。北アイルランドでの就労や留学をご希望の方は、イギリス入国管理局にお問い合わせください。