旅行のアイデア: 聖パトリックの国

Croagh Patrick, County Mayo
Driving Driving
355
3 日間

アイルランドの豊かなキリスト教の遺産について学びながら、世界で最も愛された聖人の足跡を辿ります。ここは、聖パトリックの国です。

高くそびえ立つ大聖堂、倒壊しそうな修道院の遺跡、広大な景色。すべてがひとつの物語でつながれています。アイルランド全土に及ぶ聖パトリックのレガシーを探究する旅で、彼の物語と、奴隷から聖人になったその興味深い変遷を辿っていきます。

聖パトリックの国

旅のアイデアをマップ上で確認する
マップを見る
マップ

1日目

北アイルランドにおいてつつましやかに建立された聖パトリックの最初の教会を訪れます。高く聳える大聖堂は彼の名前にちなんで名付けられ、パトリックの永眠の地としての記念碑でもあります。

A driving 48分
ダウン大聖堂

最初は控えめに

パトリックが布教のための使命を開始した、ダウン州のダウンパトリックに入っていきます。ウェールズで奴隷として捉えられ、アイルランドに連れて来られた若きパトリックは脱走し、この海岸にまで逃げました。しかし逃げた後に、呼び戻される夢を見ました。アイルランドに戻ったパトリックは、数千もの異教徒たちを改宗させる旅を開始したのです。パトリックは地域の首領を新たに改宗させ、首領は礼拝を行うための納屋をパトリックに寄進しました。ダウンパトリックの外れにあるこの地こそ、パトリックが死ぬまでの生涯を過ごした場所であり、1932年に、この地を称えるためにソールの教会 が設立されました。

時間にゆとりがあれば

世界で最も高い聖パトリックの像が見える、スリーヴ・パトリックの斜面を歩きます。

B driving 1時間11分
聖パトリックセンター

始まりと終わり

ダウンパトリックは、聖パトリックが埋葬されたと伝えられている場所でもあります。記念碑の下や、ダウンパトリックの大聖堂の高く聳える銃眼付き胸壁を散歩してその痕跡を辿ります。何年にもわたりその後のアイルランドを形作った人物に敬意を払いつつ、聖パトリックセンターの回廊を歩きながらインタラクティブな展示物を閲覧したり、この偉大な人物に関する物語に親しみましょう。

見逃さないで

聖パトリックがダウンパトリックに初めて訪れたときに清められた、 Struell Wells(井戸)を訪ねます。これらの井戸にはヒーリングパワーがあるとされており、毎年数千人が訪れます。

C
アーマーモール

アーマー州の双子の守護神

アーマー州はアイルランドにおける聖職者たちの中心地と呼ばれ、アイルランドのキリスト教の遺産における同地の重要性を示しています。小道を歩きながら、隅々に残存するガーゴイル、キメラ、天使の像を探したり、窓越しから鑑賞してみましょう。ただし、この地域の本物の目玉は、聖パトリックに捧げられたふたつの大聖堂です。これらの大聖堂は、一方はアイルランド聖公会、もう一方はカトリック教会で、アーマー州のふたつの丘の上に聳えています。聖パトリックは自らの教会を西暦445年に設立しましたが、その場所には現在、アイルランド聖公会の教会があります。これらの丘に登り、荘厳な建造物とその驚くべき美しさを堪能したら、Uluruで受賞暦のある料理で腹ごしらえしましょう。

時間にゆとりがあれば

ナンバー5ヴィカーズヒルの博物館では、大司教のロビンソンとベレスフォードが収集した素晴らしい宝物や初期キリスト教の芸術品を鑑賞できます。聖パトリックが賛美したと言われる、身の毛のよだつような音を奏でる血の鐘を、この目でしっかりと確認しましょう。

スレミッシュ山

2日目

アントリム州からダーグ湖まで、聖パトリックの遺産と伝説が刻み込まれた、静かな風景や静謐な湖を通り抜けていきます。

D driving 2時間20分
スレミッシュ山

過酷な人生

アントリム州のゆっくりと起伏する風景からビヒモスが現れるように、スレミッシュ山は十代のパトリックにとってすべてが始まった場所です。ウェールズから奴隷として連れて来られたパトリックは、羊飼いとしてここで6年を過ごしましたが、それ以降もこの風景はほとんど変わっていないように思われます。この斜面でパトリックは祈りの中に慰安を見出しました。1.2 mile/2kmのトレイルを歩いていくとスレミッシュ山の頂上に達し、パトリックと同じ眺めを見ることができます。

お腹が空いたら、

山地を離れる途中でマグヘラの街に寄り、トレンディなAuction Roomでコーヒーとスコーンを楽しみましょう。

E
ダーグ湖

パトリックの聖域

ドニゴール州のダーグ湖の中央部には、透明な水と打ち寄せる波に囲まれ、聖パトリックの煉獄があります。聖パトリックが祈りのために過ごした洞窟にちなんで名付けられたこの島は、現在、世界中の巡礼者のための安息の地、瞑想、内観、静穏のための聖域となっています。この湖にまつわるふたつの物語があります。パトリックがアイルランドで最後のヘビを捕獲すると湖が血で赤く染まったという物語と、洞窟の中にいるパトリックにキリストが地獄への入り口を示したという物語です。

クロー・パトリック

3日目

パトリックの聖域

F driving 3時間5分
クロー・パトリック

聖なる山

ヒースやハリエニシダに覆われた美しい谷を通りぬけてアイルランドの西へ向かい、メイヨー州へ行きましょう。そこには、聖パトリックにまつわる最も崇拝された場所のひとつ、クローパトリックがあります。5,000年以上に遡る礼拝の歴史が刻まれているとともに、パトリックが40昼夜に及ぶLenten巡礼を完了するために選んだ場所でもあります。巡礼者や歩行者たちは同様に瓦礫の多い山の斜面を歩きました。巡礼者は多くの場合、強い献身を証明するために裸足で登ったのです。頂上までは2時間程度かかりますが、到着すれば、ヒースに覆われたアイルランド西部の素晴らしい景色というご褒美があります。

見逃さないで

山登りの気分でないなら、山の麓にあるFamine Monument(飢饉の記念碑)近くのクローパトリック・ビジターセンターを訪れるか、Tavern in Murriskのボリューム満点の料理で身体の内側から温まるのもいいでしょう。

G driving 1時間50分
ロック・オブ・カシェル

王の改宗

素晴らしいティペラリー州の風景を見渡せるロック・オブ・カシェルは非常に重要な修道院です。カシェルの街が背後に迫るこの場所で、パトリックはマンスターの王オェングスに対し洗礼を行いました。その過程で、パトリックは誤って司教杖で王の足を突いてしまいます。この洗礼は、キリスト教がアイルランド全土で受け入れられ、邪教崇拝の終焉を示す出来事でした。遺跡の中でも、12世紀の聖パトリックの十字架に注目してみてください。片面はキリストの磔が、もう一方の面は司教(聖パトリック自身であるとの節もある)の像が描かれています。

時間にゆとりがあれば

パトリックが地元民たちの洗礼を行った、クロンメル州の聖パトリックの井戸の付近を訪れましょう。冬の間でも凍らないと言われています。

H
タラの丘

アイルランド上王の座

パトリックが訪れるまで、アイルランドは主に多神教の国でした。したがって、パトリックが身を粉にして働いたのは確かでしょう! しかし彼がひるむことはありませんでした。Bealtaine(5月のアイルランド語)の間、多神教者たちは夏至を祝い、上王はミーズ州にあるタラの丘の自分の座部に火を放ちました。聖パトリックはスレーンの丘の近くで火を焚きました。多神教者たちに対抗し、イースターを祝うためです。上王は即座に、火を焚いた者を探すよう命令を下しました。パトリックは多くの奇跡のひとつを起こし、上王とその従者たちに対し、自らを鹿の群れに見えるよう錯覚させました。パトリックは上王の台座まで前進し、王に自分の主張を述べたのです。説教と議論を通じて、パトリックは多数の王宮をキリスト教に改宗させました。さらに、上王は感心のあまり、アイルランド全土を自由に歩き回り使命を果たし続けることをパトリックに許可したのです。


時間にゆとりがあれば

少し車で出かければ、パトリックが訪れる前の、西暦紀元前のアイルランドが垣間見れる、ブルー・ナ・ボーニャがあります 世界的に有名なニューグレンジを含む、ピラミッドよりも古い巨大な羨道墳が景色に広がり、岩を刻んで作られた素晴らしい古代の巨石アートを楽しめます。

もっと詳しく

宿泊先をお探しですか?

海が見える部屋での目覚め、カントリーハウスでの朝食、またはにぎやかな街中で。

検索条件に一致する結果がありません
Hmm, don't know that email. Can you check it and try again?