『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地、北アイルランド

Mussenden Temple (Dragonstone)

三つ目の鴉の案内に従って、『ゲーム・オブ・スローンズ』の七王国の主なロケ地となった、崩れかけたお城や古くからの風景が残る北アイルランドを巡りましょう。

Tollymore Forest Park
禁断の森

アイルランドの森、山、湿原は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の名場面の背景として使用されています。サンサとリトルフィンガーがアイリー(高巣)城へ旅に出たシーンも、ジョラーとティリオンが夏の海に共に船出したシーンも、ジェイミーとブロンがドーン船で到着したシーンも、ここ北アイルランドで撮影されました。

トリーモア・フォレスト・パーク(ダウン県)は、ホワイト・ウォーカーが人間界に対抗し始めた幽霊の森として有名です。600ヘクタールにわたって広がるこの森林公園には、アカスギの古木や18世紀の宅地の名残であるゴシック様式の石造アーチがあります。ここは、「ボルトンの落とし子」がシオンを捕えた場所であり、スターク家がダイアウルフ(大狼)を見つけた場所です。耳を澄ませてみてください。ダイアウルフ(大狼)の鳴き声が聞こえるかもしれません。

アントリム県アーモイの近くの、幽霊が出そうな曲がりくねったブナの木が立ち並ぶ道、ダークヘッジを見つけた時、ロケ地を探していたHBOのスタッフは、自然が味方をしてくれたと感じたことでしょう。

ここは、捕らわれることを避けるため、アリアが少年に変装して歩いた王の道です。努力もむなしく捕らわれの身となったアリアは、旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)のアジトに連れていかれました。このアジトがファーマナ県にあるポルナゴラムの洞窟です。マーブル・アーチ・ケーブ・グローバル・ジオパークの一部である、この広大な地下道の迷路は、遠い地からの旅人を魅了します。

アントリム県のスレミッシュ山の下にある美しいシラナヴォギー渓谷は、カラザール(部族)がペントスを離れ、馬で騎馬族の都市ヴァエス・ドスラクへ向かったシーンの背景、ドスラクの草原として劇中に登場しました。アントリムのもうひとつの魅力的な場所はグレナリフです。渓谷の女王として知られているグレナリフは、9つのアントリムの渓谷の中でも最も美しいとされています。美しい滝やウォーキング・トレイルに囲まれた深い峡谷です。ここは、リトルフィンガーとサンサ・スタークが剣の練習をするロビン・アリンを見学していたアリンの谷間のルーンストーンにある練習場として劇中に登場します。

もうひとつの重要なロケ地は、ダウン県のモーン山地にあります。ヴァエス・ドスラクの入口であるこの山地のドラマチックな勾配は、ファンタジー小説の世界におなじみの場所です。C.S.ルイスは、この山地の美しさに着想を得て『ナルニア国物語』を執筆したと言われています。モーン山地の麓の丘にあるリートリム・ロッジは、ウィンターフェルの北、森の中でブランがジョジェンとミーラに初めて出会った場所となりました。

アントリム県とデリー-ロンドンデリー県の県境に位置するバインベナー山は、アントリム台地の稜線であり、何マイルにも広がる山頂からは美しい絶景を臨むことができます。この地が、ミーリーンのはるか上に位置するドスラクの海のロケ地に選ばれたのも納得です。ドスラクの海は、ドロゴンがデナーリスを救出した後に連れて行ったねぐらのある場所です。

七王国のお城

幻想的な風景に加え、北アイルランドには、『ゲーム・オブ・スローンズ』に欠かせないお城がたくさんあります。ノルマン朝や中世にまで遡るこれらのお城は、訪れる者を一瞬にしてウェスタロスの世界に迷い込ませ、ラニスター家による虐殺を目撃してきました。

シェーンズ城(アントリム県)に足を運んでみましょう。14世紀にネイ湖の端に建てられたこの廃墟となったお城を背景に、馬上試合のシーンが撮影されました。グレガー・クレゲインが馬の首を切り落とした試合を覚えていますか?あの試合もここで行われました。ネイ湖は、ジョラーが船を盗み、捕らわれの身のティリオンを連れ、ミーリーンにいる愛するデナーリスの所へ向かった夏の海です。

アントリム台地の上にあるのがカーンキャッスルです。ここは、リトルフィンガーがサンサ・スタークを要塞(モウト)ケイリンに連れて行き、ボルトン家と同盟を組む決断をさせたシーンが撮影された場所です。お城に入ることはできませんが、立ち止まり、息を呑むほど美しい外観を通りから眺めることができます(記念写真を撮ることもできます)。

恐れるがいい。壮大な建造物。恐れを知らぬナイツ・ウォッチ。冬の魔物ホワイト・ウォーカー。

タイウィン・ラニスター

ダウン県にあるキャッスル・ウォードとその土地は、ボルトン家による包囲攻撃前はスターク家の本拠地でした。ここでは、ウィンターフェルとその中庭の両方の役割を果たした銃眼が設けられた16世紀の遺跡をご覧いただけます。また近くには、ストラングフォード・ラフの海岸にあるオードリーズ・フィールドがあります。ここはジェイミーが捕らわれ解放されたまさにあの場所です。

実在する幻想的な風景

すべてのシーンが実世界のロケーションで撮影されていると思いますか?そうではありません。ヨーロッパ最大の映画スタジオのひとつであるタイタニック・スタジオは、謁見室やベイラー大聖堂(グレート・セプト)など『ゲーム・オブ・スローンズ』の数々の屋内シーンの撮影に使用されています。ベルファストの歴史的中心地であり、タイタニック号誕生の地である場所に位置するこれらの神聖なホールは、想像を絶する数の文字通りの裏切りや比喩的な裏切りを目撃してきました。

奴隷商人湾

奴隷商人湾

アントリム県の海岸線に掘り込まれたマーロー湾は、七王国の奴隷商人湾として有名です。ここでティリオンとジョラーは奴隷船に見つかり捕らわれました。

双子(ツインズ)城

双子(ツインズ)城

ダウン県ストラングフォード・ラフの岸に佇む荒廃した中世の塔は、双子(ツインズ)城として劇中に登場しました(一部CGIが使用されています)。ここは、緑の支流を渡るためスターク家が不誠実なフレイ家との拝謁を求めた場所です。

ウィンターフェル

ウィンターフェル

ウィンターフェルは、残酷な物語『ゲーム・オブ・スローンズ』が生み出された場所です。七王国の中で最も象徴的な場所のひとつが、820エーカーに広がる城壁に囲われたキャッスル・ウォードの領土です。ダウン県にあるこの領土は、スターク家の本拠地です。

Murlough Bay
海岸沿いを旅する

「リーク(くさや)」という蔑称を受け入れる前のシオンを覚えていますか?父ベイロンとの同盟を持ちかけるためパイク島に送られたシオンの姿を。実は、シオンが到着した鉄諸島の港は、もっと穏やかなアントリム県のバリントイ港です。今なお地元の漁師やボート商人によって使用されているこの港は、姉ヤーラが見守る中、シオンが溺神の洗礼を受けた場所です。この小さな港はコーズウェー・コースタル・ルート沿いの自然の驚異として知られるジャイアンツ・コーズウェイから投げられたかのような槍の形をしています。

ヤーラといえば、ヤーラとシオンが馬に乗って海岸線を走るシーンは、ここからマーロー湾まで鴉が飛ぶように、12マイルにわたって撮影されました。急勾配の岩壁に守られた海への道は、ゴツゴツした木々による傷痕が残っています。また、この道からはスコットランドが見えるほどの景色を眺めることができます。大西洋のこのエリアは、ブラックウォーターの戦いの後ダヴォスが救出された場所で、ティリオンとジョラーが奴隷からしか話しかけられない奴隷商人湾に到着した場所でもあります。

4億年の歳月をへて形成されたアントリム県のクーシェンダンの洞窟は、メリサンドルが暗殺者となる影を産み落とした場所です。 メリサンドルは、ダウンヒル・ストランド(ロンドンデリー県)として知られているドラゴンストーンで、ウェスタロスの七神正教の神像を燃やしました。ダウンヒル・ビーチを見下ろすのが、美しい18世紀の遺跡ムッセンデン・テンプルです。

このビーチは、北アイルランドの美しいビーチというだけではありません。デリー-ロンドンデリー県のポーツチュワート・ストランドは、何マイルにもわたって黄金に輝く砂浜が広がるビーチです。この美しいスポットは、マーテルの戦士に変装したジェイミーとブロンがウォーターガーデンの門に近づき、ドーン人と戦った(そして殺した)場所です。

ダウン県のポーターフェリーにあるクインティン湾は、ジェイミー・ラニスターがブロンを探しに出て、ドーンに行くことを説得した、クラウンランズのストックワース城の近くです。

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